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2025年11月

お知らせ 第32 回「放射線賞」および「放射線奨励賞」公募のお知らせ

第32 回「放射線賞」および「放射線奨励賞」公募のお知らせ

応用物理学会放射線分科会では,放射線の基礎および応用の研究に関する優秀な論文を表彰の対象とし,その著者に対して「放射線賞」を,また新進の若手研究者に対して「放射線奨励賞」を贈呈しております.つきましては,第32 回「放射線賞」および「放射線奨励賞」の候補者を下記の要領で公募いたしますので,自薦,他薦を問わず,多くの
方々からの応募を期待いたします.

募集要項

1. 受賞者の資格
「放射線賞」:応用物理学会放射線分科会の会員とする.
「放射線奨励賞」:受賞者は放射線分科会会員とし,原則として公募開始日以降の4 月1 日の時点で40 歳以下の
ものが受賞対象となる.なお,産前・産後休暇や育児休業の期間があり,その期間を除くことで40 歳未満に相当する場合は有資格者とする.

2. 表彰対象論文
放射線賞:放射線に関する研究の進展または技術の向上に多大な貢献をした成果で,原則として過去10 年間に学術論文誌に論文として公表され,その内容を応用物理学会春季/秋季学術講演会にて発表したものを対象とする.受賞者は公募に応じた自薦および他薦の候補者から,応用物理学会放射線分科会に継続的に貢献を行ってきた者を優先的に選考する.
放射線奨励賞:表彰の対象は放射線に関する独創的研究で,将来の研究の進展または技術の向上が期待される成果で,原則として過去3 年間に学術論文誌に論文として公表され,その内容を応用物理学会春季/秋季学術講演会にて発表したものを対象とする.受賞者は公募に応じた自薦および他薦の候補者から選考する.ただし,すでに公に顕著な賞を受けた業績については表彰対象としない.

3. 件数
原則「放射線賞」,「放射線奨励賞」各々1 件以内とする.

4.賞
表彰は賞状および盾の授与とする.

5. 提出書類(いずれもpdf ファイルで提出)
1)推薦書の電子ファイル(PDF)(推薦書には次の事項を記載する)
(1)業績の名称(業績の内容に相応しい簡潔な表題を記載する)
(2)受賞候補者(および研究協力者,研究指導者)全員の氏名と勤務先(または自宅住所,電話番号等)
(3)表彰候補論文名(タイトル,著者,雑誌名,巻,号,頁,年)
(4)応用物理学会春季/秋季学術講演会における表彰候補論文に関する発表実績
(5)推薦文(候補業績の特徴,優れた点などを600 字程度でわかりやすく記述する)
(6)推薦者の氏名,勤務先,所在地,電話番号など(または自宅住所,電話番号等)
2)対象論文の電子ファイル
3)1)(3)に示した表彰候補論文以外に関連論文がある場合は,それらの電子ファイル(PDF)

6. 書類提出期限
2025 年12 月26 日17:00 必着

7. 書類提出先
電子メールで下記アドレスに送付すること.
(社)応用物理学会放射線分科会放射線賞選考委員会
houshasenshou@jsap.or.jp

8. 授賞式
2026 年「応用物理学会秋季学術講演会」期間中に行う.なお,
受賞者には記念講演,ならびに,「放射線」での解説論文の投稿
を必須とする.

9. 放射線賞及び放射線奨励賞の規定については,下記URL を参
照のこと.
https://radiation.jsap.or.jp/abouts/radiation-prize/

お知らせ 「次世代PET研究会2026」開催のご案内 2026.1.24

「次世代PET研究会2026」

2026年1月24日(土)14:00-17:00 
(17:00-18:30 ポスター閲覧・機器展示を兼ねた意見交換会あり)
・ベルサール八重洲 3F 会議室Room 1+2+3
・参加費無料 (要事前登録。意見交換会は会費制)
https://www.qst.go.jp/site/iqms/event260124.html

[特別講演]
陽電子が切り拓く物質科学 藤浪眞紀(上智大学特任教授)

[パネル討論]
パネリスト
中本裕士(京都大学大学院医学研究科放射線医学講座(画像診断学・核医学)教授)
瀧口登志夫(キヤノン(株)副社長執行役員メディカル事業管掌、キヤノンメディカルシステムズ(株)代表取締役社長)
畦元将吾((株)AZE NEXT代表取締役社長、元衆議院議員)

核医学への多様なニーズやそれに応える物理工学・画像工学研究について議論します。
試作装置の展示も予定しています。
多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げます。

事務局:QSTイメージング物理研究グループ/核医学診断・治療研究グループ
連絡先Email: jpet@qst.go.jp

お知らせ 開催案内:2026年 第1回 医療放射線技術研究会 2026.1.10


開催案内:2026年 第1回 医療放射線技術研究会

「ホウ素中性⼦捕捉療法と応⽤物理」

医療放射線技術研究会では、放射線物理の医療応⽤について情報交換することを⽬的とし、最新
の医療放射線技術の紹介をはじめ、新技術の発展に伴い⽣じた医療現場のニーズとそれを解決する
放射線検出器の研究シーズ等に関する多くの研究会を企画して参xxりました。
2026 年第1 回のテーマは「ホウ素中性⼦捕捉療法と応⽤物理」です。ホウ素中性⼦捕捉療法は
現在5施設で実施されており標準化が進んでいる⼀⽅、品質管理⼿段は依然として研究開発が進め
られているところです。
本研究会では、これらの研究に尽⼒されている先⽣にご講演をお願いし、改めてホウ素中性⼦補
⾜療法の品質管理⼿段について知識の共有と今後の発展などを議論したいと考えております。
臨床現場に携わる医師・診療放射線技師・医学物理⼠から放射線医療に関する研究者といった専
⾨家から学⽣や興味を持つ⽅々まで広くご参加をお待ちしています。本シンポジウムが放射線医療
関連の専⾨家や学⽣等の知識の向上、専⾨医療⼈の⼈材育成の⼀助となることを期待しております。

【開催⽇】2026年 1⽉ 10⽇(⼟)
【場 所】東京都⽴⼤学荒川キャンパス(ハイブリッド開催予定)
【参加費】無料
【定 員】現地参加-100名程度
【申 込】必要 (締切:2026年1⽉6⽇(⽕)正午)
フォーム(https://forms.gle/EbpqP1giQrArkv4NA)
申込完了後、確認メールが記⼊したメールアドレスに届きますので、
届かない⽅は、松本:matsumoto.shinnosuke@tmu.ac.jpまでご連絡ください
【共 催】応⽤物理学会放射線分科会医療放射線技術研究会
東京都⽴⼤学⼤学院 医学物理コース
【備 考】医学物理⼠認定機構の業績評価点の対象として現地参加者には出席証明書を発⾏予定
(認定番号:準備中、認定コード:F1/F2)
【世話⼈】眞正浄光(東京都⽴⼤学)、松本真之介 (東京都⽴⼤学)、カンハンギュ (QST量医研)

【プログラム(案)】
12:00-12:05 開会の辞:眞正浄光先生(東京都立大学)
【セッション1】
BNCT の現在地 (各講演35 分、質疑5 分)
座長:田中浩基先生(京都大学)
12:05-12:45 講演1(BNCT の概要と現状に関する内容)
講師:熊田博明先生(筑波大学)
12:45-13:25 講演2(臨床に関する内容)
講師:柏原大朗先生(国立がん研究センター中央病院)
13:25-14:05 講演3(臨床現場でのQA に関する内容)
講師:呼尚徳先生(大阪医科薬科大学)
14:05-14:20 休憩(15 分)
【セッション2】
BNCT と応用物理 (各講演35 分、質疑5 分)
座長:眞正浄光
14:20-15:00 講演4(BNCT と計測:シンチレータ)
講師:渡辺賢一先生(九州大学)
15:00-15:40 講演5(BNCT と計測:スペクトロメトリ)
講師:増田明彦先生(産業技術総合研究所)
15:40-16:20 講演6(BNCT と計測:半導体)
講師:高田真志先生(防衛大学)
【セッション3】
学生発表 (各講演12 分、質疑3 分)
座長:松本真之介
16:20-16:35 講演7(学生発表2)
発表者:高橋玲央(東京都立大学大学院)
16:35-16:50 講演8(学生発表2)
発表者:PRATEEP JAKKRIT(京都大学)
16:50-17:00 閉会の辞:※2025 年度放射線分科会幹事長